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演劇ではないもの...

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花組芝居の怪誕身毒丸をもう何度見ただろう?

久々の公演のハコは駅前劇場。紋付袴の素歌舞伎。花組観劇初の最前列。
銀色の蓮池の前で役者陣を拝みつつもはや法事のような心持ち。故竹本朝重の義太夫、ガムラン、パンソリと、花組の中でも音楽がとびきりの演目で、阿形と吽形の阿形の方を観劇したのですが、もともと身体性の美しい谷山知宏が年を重ね、母親カーリーをやるにふさわしい重みがでてきたのと、軽妙なリズムが独特の大井靖彦のシッダルタ、鼻につくけれど端正な色気の堀越涼のヤマのからむあたり、なんかここはプロレス?神事?舞踏会?と思ったら、そういえば花組芝居は歌舞伎なんだった、としごくあたり前の事を思い出した...。

そしてここ数年自分が好んで見ているもの、プロレスやらアングラやらハチドリ姉妹やら大駱駝鑑やら、見たけれど実はかなり辛かったものなどをあれやこれや思い起こし、もしかして自分は演劇が好きな訳ではなかった(むしろ苦手)のかもと少なからずショックを受けてしまった...。演劇を名乗る中にも自分的には演劇として見ていないものというのはあれこれあって、Ort-d.dのものなんかは結構好きなので微妙なのですが...
やっぱり自分が好きなのは
遠くへ旅に連れてってくれるもの、プレイヤーのオーラが満ち溢れ、偶然や場所の空気をとりこめる感覚があって、受け止める人をくたくたにさせない、バイタルを回復するようなもの...

つまり神様への奉納に立会いたいのです。

神々がかむつどいましてのてんつくてん
師走にふさわしい花組芝居の奉納でした。

行ってよかった。

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