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浦佐裸押合祭り再び

昨年初めて見て、その魅力にいっぺんでヤラれた浦佐毘沙門天裸祭。
二度目ではあるのだけれど、やっぱりこれがセクシーで一番好き...小さなお堂の天井に漂ういくつかの炎。本堂の頭上で蝋燭を裁く男達。道具で何かを裁く姿というのは男性をとても美しく見せるもの...

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あまりに神聖なムードが漂うため昨年は遠慮して撮影しなかった控えの部屋。この部屋の外の雪の上にも無数の蝋燭が炎をあげ、それを身体から白い湯気を立てながら男達が裁いている。この夜、何陣にも渡って押し合いは行われる。

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位の高い感じの人たちが顔に小さなマスクのようなものをして扇を仰いで輿に載ってくるクライマックス...本堂に入る時どうやら絶対に頭を下げてはいけないらしく、のけぞって注連縄をくぐっていった。そんなあれやこれやにもちゃんと意味がある事に違いない。子供の頃からこの多聞!(という土地の名)地区にえんえんんと受けつがれる神事。正式に参加する男たちは1週間前から2足4つ足も禁止で毎日の水行が義務づけられる他、喪や出産などの穢れがあると代行をたてないといけないとか...

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そんな神事に弓張サンヨという一般(男性オンリー)の福物争奪戦に参戦した長岡藩の方..(山笠を購入)父が数年トライしたすえに危険すぎるからとあきらめていたのを、初参戦にして頭脳プレイでゲット!
その場でみんなにサンヨされた提灯の一部....くじにあたるみたいなのは運を使い果たすようで嫌なのですがなぜかこれはうれしくありがたく仏壇にお供え。
かつては正月の行事であったという押し合い。雪があるからこそ美しく、その美しさに人を静かに酔わせるマジックがあるのは雪国で育った人間なら誰もが知っている。それはかりそめの死の世界。雪がある間はムダに攻めに出ないとう精神的冬眠のような越後の気質は自分にもあります。

もうすぐ春がやってくる。かりそめの死の時間が終わる。

攻めにでないとな。

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