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2012年10月

のりしろ期間

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五反田から梅屋敷への移動のりしろ期間。
新居では段ボールを発掘しながら生活をし、その合間に五反田の家の掃除や残り物の片付け。

こののりしろのような時間がちょっと好きです。
まるで男性を乗りかえるような時間。新しい場所には希望が、慣れ親しんだ場所には思い出があります。

チェストの後ろからでてきたルームランプのガラス片に、ああこの家にすんでいる時にあの地震があったんだな、と思った。2011年をまたいだ2年は自分にとってだけでなくいろんな人にとって”様子見”の時間だったような気がします。このままでいいはずはない、次の事を考えなくちゃ、でももう少し考えさせて、とでもいうような。

五反田で掃除をして、HAPPY JACKで飲み、酔っ払って新居へ帰宅。酔って電車で帰るのは危険だし、けっこう面倒だという事を知る引越初日。

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REMARKABLE BOYS トリプル受賞

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かれこれ5年目となるヤングディレクターのコンペティション、リマーカブルディレクター。奴隷世代(自分のスケジュールが自分の意思で決められない)のヤング達がクソ忙しい本業の合間に、企画審査だ準備だとチキチキキリキリする夏にすっかり慣れてもきました....今年は珍しく企画を早めにキッチリあげた黒ちゃんと、ディレクター志向のまま伝わりにく~い企画を直しに直していたコガハラと、自分で自分の企画にダメだしをして時間が刻々となくなってゆくチョーさんと...30歳を控えたBOYS3人のラストラン....ありがたくも2人がオブザイヤー、1人がファイナリストという、これまでにない、そしてたぶんこれからもそうそうない快挙となりましたshinecrown

もうひとつうれしいのはPMをやりながらディレクターを夢見てきた、フデバコのBOYもファイナリスト受賞したこと。ワークショップに参加してくれている他社の1年生BOYSもオブザイヤーgood

授賞式&セッションで久々に作品を見て、ああ、みんな違ってみんないい、と金子みすずのように思う....技術はまだまだ頑張ってもらわなきゃいけないとして「オレの好きなもの」なんていうのはこの年になればもう決まっているんだろうなあ、そしてものを作る人としては、ヤングなんかじゃなくてピークに向かうまさに本番....オスのピークは女子よりはたしかに遅めだし、思わぬ時にブレイクする時もあるのだけれど、もう少し急いでもいいのかな、と思う。日本も経済もちょっとずつ不自由になってしまう時代の中で、この子たちが40歳になった時、ただ笑ってはいられないだろう、そう思うからconfident

昨年もセッションでアホな事を言ってヒヤヒヤしたチョーさんですが、コーディネイター兄の「オレの現場って、演出ってどう思う?」と聞かれたチョーさん、セッションには不適切な長い間のあと「北斗の拳で言うところのトキっスね。」と何様発言...。
「ケンシロウでもラオウでもなくて、流れるかような感じ、で、まさに自分の現場になっている。」
調べてみると、トキなる方の「柔の拳」は快感を覚えさせ苦痛を与えない、もしくは快感をひきおこす経路をつくらしいですね....なるほど...その夜もコーディネーター兄がヤングの”静水の如く拳を受け流してスキをつく”楽しいひと時とwineなりました。

どんな拳でもいいから、早くオレの拳をみんなマスターできるといいね。

おめでとうshine

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さいごの色街 飛田

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五反田という街に暮らしているせいか、広義の風俗というものに理解があるつもりでした。
誤解を恐れずに言えば、自分がそういう仕事をするという事も無縁ではない(生活のために)という気持ちすらあります。

週刊文春で酒井順子センセーが紹介する、ジェンダー本bookの数々からこの本を購入したのは、,このライターが女性で、素人で、飛田を全然取材させてもらえないというところが気になったから...レビューを読めば、取材をここまでとれないのは?それでもプロか?とかいろいろな意見がありますが、この本から伝わってくるものは”男であることを使って女とヤリながら書いた”ものとは全く違う手触り...。(同じ飛田を描いたスカウトマンの本は、やっぱりなんかどこかで読んだような手触りだった)

これを読んで、自分は初めて、ああ絶対こんな仕事やりたくないな、と思った。それから自分は今までとてつもなくお気楽な気持ちで風俗を見ていたんだな、と。もしかしてストリップに行ったりするのもやはりよくないのでは?と。
なぜなら、ここに漂っているものはだらしなく、重く、いたしかたない”貧乏”という業のループだから....

そんな様々なおシゴトの女の子とすれ違いながら、15年も暮らした五反田という街をついに引越す事になります。どうにかなってもまあ何とでもなる、と思えたのは、いつも回りにいろいろな人がいたからなのかも...。

さて次の街ではどんな出会いがあるやらwink

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にわかスタイリスト@原宿

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ツキイチでやっているWORKSHOP、そうそうたるセンセーにお願いしているものの、いかんせんふだんの撮影みたいには予算がない...今回は少年マガジンみたいなアイドルグラビアと、FLaUみたいな女優系と2つの写真を撮って頂く事になったのですが、アイドルグラビアならAKB?と考え(まあ、それがあさはかな考えだた事を後に知るわけですが)ヘアアクセなど小物を購入しに久々の原宿竹下通りに突入dash 
大日シェイクスピアでゴスなバイオリニストの服(マクベス)を探していた時、スタイリストGOIちゃんの指示は『ジャンクで困ったら竹下通りに行け good』で竹下通りには厚い信頼がある....
さて突入して15Mで、うなる小物の店を発見。制服風のタイ、ネクタイ、ヘッドアクセサリー、ピン、手持ちのシャツにちょっと加えられる気のきいたブローチ類、なるほど...と思うラインUPです。日曜の中高生、小学生、ガイジン観光客でごった返す中、”ムスメのもの探し中”の顔をして、傾向を分析し、クール、キュート、POPの3タイプのコーディネイトを終了。
しかし5年前にはあった、レンガのイタリア料理屋さんも古着屋さんもみな店は姿を変えていました。逆に昔なら韓国に行かないと買えなかったようなPOPアクセや帽子、裏通りにできた海南鶏飯の専門店など面白いと思う店もできていました。これが竹下通りってものなんだろうな...confident

その後、カメラマンさんから「アイドルの方はいっそ白ワンピで」というリクエストでにわかスタイリストも終了となったわけですが、こういう流行のものを見て短時間でトレンドを理解することはディレクションのトレーニングとしてすごく大事だな、と思う。なぜならこういうものは自分の趣味や年齢や思い込みにすごくひっぱられてしまうものだから。いまどきそんなの誰も着てないよ、という事を発注してしまう痛いディレクター(特に男性)はたくさんいると思う。

さて3回目となるWORKSHOP、いつも混乱の一ヶ月で、今年は演劇もやっていないし、1年あっつりやったショートフィルムのCD&脚本も一応ひと区切りとなったので、この負荷をしばらく自分に与えてみようかな、と。教える事はいつも学ぶ事の方が大きいです。ホント。

画像はキュート系の幻のコーディネイト。ピンはロック調でちょいとミックスマッチheart04

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やれる店考察

Ero_

秋の読書でのエロ本2冊(新東京いい店は帯にエロ本とはっきり書いてあります。)
さてこの名著の新版が、まず店頭に置かれていなかったことに少なからずショックwobblyを受けました...内容はたべログとこれは目的が違うんだ、という軽い言い訳から始まり(全くそこは同意ですが)レストランの方向性ではなく季節や行動でカテゴライズされた編集.....なるほど....しかしやれる、という事については筆を弾ませたいけど、弾ませきれない感じが随所に現われています。
その中で、初めてのデートには都内最高(3つマタ)である!とあるお店が家から近いこともあり行ってみたわけですwineもちろんこの本で発見したという事は同行者には言いません。料理は系列である他店でいただいた事もあるので想像通り、しかしサービスや内装などここが都内屈指といえるだろうか?と(やれる店か?)となんども自問してしまいました。
みんなオッサンになってチューニングがズレてきたんではなかろうか?それかフレッシュな今の女の子は、このくらいの感じがリーチなのかもとも。

そういえば、本当にやれる店らしいところに入ったりすると、かつてこの本を読んだ世代らしきご不倫?らしきカップル、もしくはモデルちゃんとかセミプロのお姉さんぽい若い女子を連れた40代が席を埋め、そのオーラにいたたまれない事があります。我が家はツレの風体が特殊なため、このカップルのみなさんと同じに見られる事は辛すぎると、夫婦でそういう店は自然と避けるようになりました。いろんな年齢のいろんな人が集まる店が本当にいい店だと思っています。そういう意味では"都内屈指の店”は住宅街にある素朴な店で、いろんな人がこれから増えてゆく店になってゆくだろうさわやかな気配がありました。

やりたい人、じゃなくて好きな人といく店....それが今時のやれる店なのかもしれません。

井上荒野....辻村深月とは違って重たくも清潔。時代のせいか、ブッ壊れた人を描くものが増えていますが女流作家はこうでないとbleah

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