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楽しく自然体 GWD第2回

のっけからなんですが、楽しい現場が一番とか、自然体とかすぐ言うディレクターが嫌いですpout仕事せいよ、と思う。
GIRLS DIRECTION WORKSHOPの第2回。オースミユーカ監督はマダムの会社の後輩で、その頃からCMの定型にはまる事を嫌った独特のムードを持っていました。退社してからはショートムービーや映画の脚本、監督にもたずさわる脚本家・映像ディレクター。彼女に講師をお願いする時にでてきた”楽しい、自然体”という言葉に内心小さな抵抗を感じていました...。

いくどかの打合せを繰り返し、彼女からだされたのは
『姉妹の設定だけを作り、ディレクターとモデル達で一緒に作っていくエチュード』
簡単な部屋の装置で、ゴキブリの出現から処理するまでの1分、という条件の中、それぞれのグループのくり広げたのは、自分の鎖をどんどん解いてゆくキャラクターの爆発でした。それは自分の想像する"楽しく、自然”というものとは全く違っていた。
あるモデルの子は「もっとできるよ、やっていい?」と言った。次のテイクで彼女はもっとやった。終わってからももっとやりたそうで、楽しそうだった。

CMという世界の不自由さと、ディレクターごときが考えた事よりも、プレイヤーの中のポテンシャルを信じるという事をユーカは伝えてくれようとしていたのだ。そして最後に突然お願いした二人のモデルたちから、とんでもないブッラクなものをさくっと引き出して大笑いしていた。
”もっとやる事”なんかを今のCMの世界は求めてはくれない。それどころかよりも”やりすぎない事”を監視されてさえいる。けれどその習慣が、中途半端なテンションのOKカットや、約束事の域を超えないCMをどれほど生みだしている事だろう...

「ディレクターは自分の想像をいつも役者に越えてほしいと願っている」
これってプロレスの事だ。
プロレスは楽しく自然体だ。
今日のこの子たちは、みんなバラモン姉妹だった....

画像はモデル事務所の許可がいただけたらUPいたします。

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