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御詠歌

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11月に亡くなった母の姉に続いて、おじの葬儀。あの日冬の訪れを飄々と感じた同じ葬祭場はむせ返るような蝉の声。ただ個人の死というだけでなく、何かが終わっていくということを強く感じます。家が歴史が、町が、かつてそこにあっただろう晴れやかななにかがゆるやかに終わってゆきます....

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マダムの田舎の村では、葬儀を終えた夜、村の人がその家に集まり”念仏歌”というもので死者を送ります。村の中を鐘を叩いて周りお知らせをするのですが、昔はこどもはこれを聞くとものすごく怖かったとか。この日はいきなりの雷雨で劇的な感じ....

三十三観音の御詠歌を略式で、秩父、坂東、西国をそれでも100首以上は歌う。祖母の葬儀以来歌っていないので爆裂口内の状態でなんとか70首くらい歌って第一休憩でリタイア。節回しもむづかしく歌う人もどんどん減っているので、今回は録音してみました。学生の時初めてこれを聞いてゴスペルみたいだと思って鳥肌がたったのを覚えています。やっぱり唱和なので30人以上いる方がいい。でも20代の都会に暮らす孫達が歌本を見て歌っているのは素晴しい供養と感じます。

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いちどリードをとってみたいな~と夢見ていたのですがむづかしすぎて全然無理なことが判明。それでも自分の出自のなかにすりこまれているもの、その香りや手触りをこんな時は強く感じる。

最後の画像は念仏歌にあたり公民館から借りてきたセット。”念仏箱” 前回使用した家で紛失したのかパーカッション道具に不備があり、スリコギで代用してくれたリードヴォーカル島田屋のおじさん(町会議員)ちょっとお笑いでホントにすみません....

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コメント

御詠歌ステキですね! かつてお寺に頼んで布表紙の立派なケースに入った御詠歌のテープを買ったことがありました。

投稿: 哲 | 2011年8月21日 (日) 05時33分

うちの方では、達筆の方の書いた手書を持っている家が、まあステキという感じです。しかしサトくんの好奇心の範囲には驚きますわん。

投稿: マダムハニー | 2011年8月22日 (月) 00時19分

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