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2010年10月

王子とお城

王子とお城

大日本プロレス赤レンガ....真冬のような風が吹き付ける日。亡霊のように浮かび上がるこの建築はどことも違ってドラマチックで、やっぱりここは特別なお城なんだと思います。

城の王子達は本日も濃く熱い闘いcoldsweats01

けれどこの空間の試合は、なにか後楽園ホールのようにエネルギーが拡散せず、音が生まれるなりどこかに吸込まれてゆく感じがして初めは盛り上がらないような印象を受けます。大日シェイクスピアの照明をお願いしている赤レンガ岩井さんにうかがったところ、やはりレンガだから”吸うsign03”のだという事がわかりました。しかし慣れてくると静寂の緊張感なんかは独特のものがあります。逆に新木場1STリングなんかは音は雑に拡散してワイルドな感じ。同じ試合をしてても同じ観客でも全く別のものになり、映える試合も違ってきます。マダムの所感では赤レンガは音を吸う分、照明暗めな方がグッとくる、スポーツライクでもなく、デスマッチの華やかさでもなく、サディスティックだったり、選手の感情の影(というか黒さみたいなもの)がかいま見えるような試合が映えると思います。今日は関本選手対河上選手、それから橋本、塚本選手対バラモン兄弟の試合が思いがけぬ黒さがあってよかったな~

本日はそのバラモン兄弟に撤収のお手伝いをしながらおそるおそる話しかけてみました。バラモン様達が黒かったかどうか、それはナイショ....coldsweats01

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日本人のイタリアン

日本人のイタリアン

居酒屋的に利用させて頂いているご近所のイタリアンFUMOrestaurant

しいたけを炭火で焼き、いくらソースはいくらをwineとお醤油につけこんだもの....オリーブオイルとイタリアンパセリで美味しくないはずありません....あとは鮭のかぶとをにんにくとローズマリーでがつんと焼いたものと、五穀米とスモークサーモンのリゾットにさっきのいくらのどばっとのせたやつで鮭づくし。飲み物はボトルキープした焼酎をブラッドオレンジ風味のウィルキンソン割り。栗のジェラート。

板前顔をしたマスターが、俺流一直線でやっております。

日本人でよかった...と思わずうなりますよhappy02

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リマーカブル2010&MOFILM LONDON

リマーカブルディレクター2010

ヤングディレクターさかなfishがリマーカブル.ディレクター.オブ.ザ.イヤーを2年連続ファイナリスト受賞shineそしてフデバコのジョシディレクターgachikoribbonMOFILM LONDONグランプリを受賞shine

本日はリマーカブルの授賞式&ディレクターセッションに国際部のインターンくん達を引率しておでかけdashこのコンペはいつも商品などではなく、公共性のあるテーマで作品を競うのですが、この子達の立位置をCMディレクターとして考えるか、映像作家として考えるかで随分違ってくるなぁ、と改めて感じる8つの作品...。

いちばんCMディレクターぽい面をだしていたのは、マダムが私的な企画合宿を主催してた時の生徒さんでもある某プロダクションのディレクターくん。歌ものという寝技を使いながら、広告としてのたしなみが感じられるすごく好きな作品でした。一方、作家性をいちばんだしてきた女の子の作品は実写のスチールコマ撮りで、彼女のざらりとした心の風景を感じるもの。たくさんの人にあまねく伝えるものと、ある人に強くひっかかるもの。賞そのものに心が行っちゃってるとこんなふうに作品の精度はあがってこない。さかなの作品もとても自分らしいものでしたが、一度受賞しているので手馴れてきて危ないところだったと思います。昨年のビリビリするような作家性をまた取り戻すか、さらに進化させてゆくか...また1年修行だね~bleah

そんな気持ちで見たgachikoちゃんの作品は普段のおきゃんな性格を忘れさせるような、広告のたしなみと作家性のどちらも強く感じさせる手触りのあるFILMでした....。演出家は一面だけでできてる訳ではないんだけど、リール主義な世の中だからなかなかこういうもの撮れないんだよね...。MOFILMはヒロslateに続いて連続グランプリcrownshineオメデトウshine

ちなみに...骨の髄までCMなコーディネーター様今日の名言。「マゾやったら、めんどくさいクライアント、ワガママ放題の営業部長、すぐへそ曲げるタレント、キレっぱなしのマネージャー、言う事聞かないカメラマン、これ揃うのがもうたまらんから.....」CMフツーにありますから....。この5点セットcoldsweats01

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本日も乱闘席

本日も乱闘席

今日も今日とて大日本...チケをさばいている団体の方にはいつも「でなそうな席でいいですよ。」とお伝えするようにしているのですが、本日はよりによって東の特別リングサイドとリングサイドの間、乱闘小路(マダム命名)の交差点...今日こそは動きやすい靴で適切なタイミングで(早すぎても遅すぎてもいけません)サクサク乱闘を回避crying
日曜の後楽園をうめつくす観客をわかせたのは、ファイナル、伊東竜二選手と石川修二選手の画鋲4万個をまき散らすヘビー級のベルト戦、そしてセミファイナルのデスマッチファイター葛西、沼澤、イサミVSストロングBJの関本、佐々木義人、河上という試合。今や超インディー級レスラーである関本選手が、思わぬ相手に自分のプロレスを乱されて感情の沸き上がる試合が、今一番面白い試合ですgood言葉は短いですが、実はマイクもとても好き。表情というボディラングエジもここに来ていっそう深みを増している。男子の怒りと男の怒りは違うんです....lovely男が30をまたぐ時って本当に目が離せないものがありますね...。

北海道、青森と続く地獄の6連戦のあと...後楽園ホールの死闘を終え、またもレスラー達は北陸へと旅だってゆきました...bus また寒い季節が巡ってきますが、今年は巡業バスの暖房直してもらって”死の行軍”じゃなくなるといいね...あたしも頑張ろう....

画像は乱闘席に投げ込まれた本日4人目、河上隆一選手。見るたびに確実にひとまわりでかくなっておりますsnow

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幸せの似合う人

撮影会

ママとなり会社を辞めることになったAYAの9年間お疲れのサプライズ送別会はミッドタウンにある写真館の撮影会からスタートcameraドレスアップで集まり、ポージングから教えていただいたせっかくの美しい集合写真ですが、ラフポーズで撮った写真館の美学を総否定するような写真をみな第1キープにしておりました。OKだしはさすが演出家集団ものすごく早い....。

癒し系、愛され系キャラであるAYAですが、わたしは彼女が戦ったり苦しんだりする姿をすごく見てきたし、その結果たどり着いた彼女の力も非常に買っているのでまた仕事をさせたいと思っていて、こういう形でいったん仕事を辞めるにしても、もっとレスラーみたいに毅然と送り出してあげたい、という気持ちが最後までぬぐいきれませんでした。でもそれは私にとってのAYAであって、他の人にとってまたAYAは別の価値をもった人なんだと思います。

わたしは”演出家原理主義”だから、演出家は演出という生き方と心中する覚悟のある人しかなるべきでなく、演出家には演出家としてのふるまいがあると考えてしまう。そのことがそれでなくてもしんどい毎日のジョシ達に圧迫感を与えていることはよくわかっています。女の人が演出家を選択する事はあまり幸せには生きられないという事だとも思う。でも誰よりも幸せの似合う美しい人を見て、それでもなお、必ずしも幸せではない孤独なこの世界に、今までよりもっともっと強くなってまた帰っておいで...そんな腹黒いことをひそかに思うのでしたwink

AYA

またねpaper

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おやじくさい読物

おやじくさい読物

置屋業を始めてからデスクの上にめっきりおっさんくさい読物が増えて参りましたbook本屋に行くとなんでこんな本ばっかオヤジは読んでるの?と不思議でしたが今はちょっぴりその気持もわかるオヤジ化著しいこのごろ...sweat01 しかし今のマダムのマネージメントは女将というよりもはや女衒...「この仕事はどんなふうに進められるんですか?」「その方はどんな人なんですか?」疲労を隠せず不安そうに訴える子達に「そんなん、知らんがな。嫌やったらとっとと帰ってきよし。」と毎日こんな案配で...weepでもね、かあさんはあんたらを粗末にする客は許さへんからね...それと粗末にされへんようにあんじょうやりや。見栄よくしてき。口ばっかの旦那にカンタンにやらせたらあかんえ〜snow

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四国サイキックツアー その2

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さてうどんを口にすることもなく内海を平家のごとく西へ流れてゆくサイキックツアーship絶景の海の街道の下、潮はすごい速さで左右に流れてゆく。ここをお宝を乗せた舟が通ったら、サカナをとるように漁に出る気持ちがよくわかるというもの.....。

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なんてったってこういう土地なワケですから...海賊って産業ですね~wave 

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市民総ガイドな街のタクシー運転手さんの猛プッシュで、「源義経奉納の鎧(伝)」や「平重盛の薙刀(伝)」などホントなの?と思うばかりの国宝、重文のお宝を無造作にざくざく観光したり、また別の島では村上水軍の城跡に登ったり...coldsweats01

読みきれなかった宮尾版平家でちょうど木曾義仲の法皇幽閉のくだりを読んでいたので、他の武将とは全く違う、嫌われもの義仲(伝)の鎧に田舎男のコンプレックスとワイルドさみたいなものをすごく感じる。都が落ちて西へ流れてゆく、でも海そのものはおそろしく豊かでただ単に悲惨な訳でもない貴種流離譚がこの海の魅力...水底にはきっと様々なものが沈んでいることでしょう。島々を渡るこの橋の寿命はわずか100年、その時橋を掛け変えられる体力のある日本であるかどうかはわかりませんが、それでも島は永遠に、また新たな都人が流れてくるのを待つのかもしれません...

しかしくだんのタクシーの運転手さん「最近あれですよ〜、熟女っていうのが流行っていて随分こちらまでいらっしゃるんですよね~。」運転手さん、今の話の流れだとそれは歴女じゃないですか?coldsweats01ええ、熟女もかなり流行っておりますし、わたしはたしかに歴女というよりは熟女(伝)ですが....

 

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四国サイキックツアー その1

四国道中その1

ちとしたお祝事ついでに、世界一有名なかぼちゃのあるあの島のゲージツ祭へ来ておりますship時間は金で買うというオトナ方式で、フェリーを待ちきれず”マリンタクシー”という小型舟をゲットし、案内ひとつないドシャ降りの島の桟橋へ放置された時はついに”いらち”に仏のバチがあたったかと思いましたが、美術館そのものの中にあるこのホテルの部屋はさすがにちょっと経験したことのない異空間...

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宿泊者なので、こっそり....インスタレーション界ではベタなほど有名な作品らしいのですが、世界の国旗に彩色した砂の中に蟻を入れているアート。他にも様々な現代アートのある部屋や階段をぬけフツーに食事にでかけたり...restaurant不思議なのは滞在、という環境の中で接するアートは人から”評価”という価値基準を消してしまうこと。拝観料という名前のお金を払っているわけでもないし、いつ何度見ようとかまわない。しかも人のお招きでもあるので「どんなレベルか見てやろう」みたいのは一切ないワケです。それから県民気質かはたまたマニュアルかあらゆるサービスの説明が探せばちゃんと書いてはあるものの、黙っていたらほぼ放置....。

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この方の哲学で生まれ変わった島ですので、自分で考えろ、調べろってことなのかもしれません...。"呼ばれる体質”なので導かれるように見るべきものを見てきましたが、効率的な観光を望む人にはなかなかストレスであるようでした。この島は人が並んで興醒めになりそうなものは縁がないと思いきる。道に迷ったらそこで何かとの出会いを待ってみる。そんなサイキックな方にこそオススメしますcatface

画像は島の玄関口の港におわします例のかぼちゃサマ...そうは言っても一応押さえもね....

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研修終了

研修終了

おちこぼれ続きだったファイナルカット研修の最終日、同級生たちと”ムラセンセー&助手のリサセンセー”を慰労しにアイリッシュパブへbeer10月のサイコーのオープンエアで「おかんのひどい弁当」「ダンジョ交際とジェンダー」「滑らないうんこの話」を主なネタにしたたかに飲む。メンバーにも恵まれ大変下品な夜となりました....coldsweats01

しかしせっかく習ったのだから落ちこぼれはなんとか自習で挽回せねば...マックプロやっぱり買おうかな〜pc

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ケガレのカミサマ

Kirei

『そうして一人あたしはソトで、二度目に生まれて大地を踏んだ。私の器にそこそこ似合う、瓦礫と死体と争いの町。
忘れたいヨモヤマいっぱいあって、人の心はとっても便利ね。
三日の時間で全てを忘れて。
太陽には貸しがある。ギラギラ見られて立場を無くした。
満月には気を使う。秘密の多さに我を忘れてる。
途方に暮れて、未来に逃げて、なおさら暮れて、過去へとすがる。キレイな花が見たかった。瓦礫の町に一人で立って。』

大人計画 ミュージカル”キレイ”より ケガレのテーマ

有名人に会ってはしゃぐ性格ではありませんが、感動して覚えている作品の創作者と会ったりするのはうれしいものですhappy02お散歩中偶然引き寄せられるように入った神田のお座敷フレンチの二階でシャンパンを呑んだくれていたら声をかけてくださったおとなりのテーブルの方が、なんと大好きなこの曲をつくったカミサマでした...lovely歌詞を尋ねるフリをしてちょっぴりカミサマの歌も聴く...

ああ、今はこんなキモチになるものが見たい。今の時代にはきっとまた別の響き方をする作品だと思うから。次のシェイクスピアでやりたいことともちょっとだけ呼応する。

サイキック年間...まだまだ続きます。

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