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2010年9月

ちゃんとお仕事してるかんじの男

"いっぱい食べるキミがすき~note”のコマソンで週末死ぬほど見たFANCLのCM。演出はジョシヤングディレクターのsayoちゃんですが、女子モデルの趣味はもうバッチリとして、この男子バージョンを見てふとひっかかったことが。

それは、なんでこんなふうに撮る人が今までいなかったんだろと思うほど「フツーの男がちゃんとCMに映ってる。」こと...。これってやっぱりジョシ演出目線かしら?とsayoちゃんをちびっとほめたところ「なるべくキモチ悪くない男の人を選んだんです...。」と思いがけない答え。なるほど...catface

そういえばマダムもバブルの頃、ギョーカイのパーティーにセンパイディレクターが有名男性モデル様をたくさん呼んでくださったことがありました。平均身長188cmみたいなメンズたちがお酒をもってきてくれたり気も遣っていただいたのに、当時のジョシディレクター達は口々に「もー誰?あの人たち呼んだのーshock」と心配りを無にする発言...。ソマツにされてなんぼの演出女子職業病も多分にあるんですが、役者とかモデルとか職業にしてる男性って実はpunchジョシ目線的に”sign02”な人も多いんですよ...。

肉食草食だのイケメンだのオタクだの、男の人もカテゴライズされてしまう大変な時代ですが、やっぱり男の人は「ちゃんとお仕事してるかんじの人(C/sayoちゃん)」が絶対ステキだし、役者さんも一度堅気をやった人、お役所勤めを芸名にしたあの俳優さんや、大学でかなりの研究をしてたらしいゲゲゲな若手俳優さんなんかは芸の世界だけで育った人とどこかしらたたずまいが違うんだと思います。しかも映像ってそれがかなり出てしまうものかも...。少なくともCMはこういうふうに男の人をとらえるものがもっと増えていいはず。

どう見てもプーでしょ?って感じのサラリーマンや、ありえないご主人が広告を凌駕してきたのは、プレイヤーのなり手や育てる人たちの選択の偏りもあるような気がします。

個人的にはケレンみの効いた殿方好きですが「ちゃんとお仕事しててケレン」だといっそうステキ...みんなそうじゃない?....違う...sign02

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信州信濃の流血マシーン

信州信濃の流血マシーン

群馬山中から目指すは大日本後楽園ホールの連休2日めdash
稽古の合間の弟と舞台演出家K迫くんと、北RSという”学校のステージの突端”みたいな非常に危険な席で観戦。座ったパイプ椅子の前は30cmくらいしかありませんし、ここレスラーの乱入率が高い..crying.

さて試合...瞼裂傷のあと休場していた竹田誠志選手の眼帯つけての復帰戦。宮本裕向、イサミとのデスマッチが2試合め、伊東、WX、佐々木対葛西、沼澤、星野のハードコアが5試合めとセミを待たずのリッチなカード。セミはストロングBJで、ルーキー橋本和樹選手が受けも攻めも流れのとぎれない感情とわくわくするような試合運び。デビューたった1年の子の表現力と成長に鳥肌がたちました。だってこれは、この子に越えられたら一番困るはずの人達が惜しみなく育てているからこその結果だから。先輩後輩の関係がきちんとしてるからこその高いシゴトのクオリティー。若手っていうのは2、3の成功で天狗になったら絶対堕ちる。まあみんな人生何度か堕ちるんだけどね...でも橋本の試合はこの子がおっさんレスラーになった時の事も想像させる、決して勢いだけのプロレスじゃなくて本当にいろんな事が楽しみになりましたgood

ファイナルはユニオン石川修二選手とアブドーラ.小林選手の蛍光灯261本デスマッチ。デスマッチの途中白フンになると、信州信濃の流血マシーンは腕の深い傷の出血もあり全身はペンキをかぶったように赤く、フンドシはみるみる赤フンに変わっていった。けれど怖くはない。もはやその存在を尊ぶだけ。この人は絶対大丈夫。神に愛された人だからbearing

画像はファンを見送る赤フン小林さんと持ち込み凶器の蛍光灯地デジアンテナ?...負けたのは小林さんだけど今日は小林さんの日。それがプロレス...

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予習中

予習中
旅の宿に泊まる時、必ず持参するのが読み物book

旅館のご飯に満腹で沈没したあと夜中にむくむくと起きだし、暗闇の露天風呂につかり、それから一人本の世界にひたるのが好き。

本日は群馬榛名山あたりの秘湯にも関わらず、今度出かけようと思っている四国のガイドブックと宮尾登美子の義経の交互読み。地名がでるたびに地図をめくります。えーと、讃岐に流罪は香川県sign02屋島ってもしや高松のそばsign02

お供はベンダーで買ったモルツと宿のお茶うけ湯のたまごbeer
これと宮尾本の平家物語あたりを予習して瀬戸内ダークを満喫しようと計画中。
いろんなものが、横から本をどれどれ?とのぞきにきます。

旅はこれが楽しい...catface

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帰ってきたサイキッカー

ふと見れば、ベトナム、上海、コスタリカとなにやらインターナショナルなお兄ちゃん達のホワイトボード...。で、だいたい見た子はみんな「何撮りいってんスか?」と口々にディレクターらしい質問をしてきます。

で、「コスタリカ!?」にあるモノを撮りに行っていたkenshin...台風、停電、発作、盗難、タランチュラ...過酷なロケ先から時折送られてくるメールを見るだけでもその状況がしのばれたのですが、一昨日無事生還coldsweats01この男はそもそもちょっとしたサイキッカーなのですが、ロケに行く前から様々な前兆を感じていたらしく今回は初めて”塩”を持参したとか...「撮影とはサバイバル」と言い切る姿に、ああ演出家はやっぱり隊長でなきゃいけなんだよなあ、と改めて思います。それがたとえドリフの隊長であっても...。

この隊長が無事帰還できたのは、決して塩のおかげでも自称の粋をでない(失礼)超能力でもなんでもなくて、わざわざ浜辺の掃除隊を編成したり、村の全体会議にあえて出席したりと、ただひとえに心が配れる人間だから...サイキッカーって要は「気づける人間」の別称だと思う。(部分的だったりもするんで気配りがまだらなとこもあるんですけどね。)

「しかし、演出人生、こんなんばっかりだねえ。」とねぎらうと「まあ、呼ばれちゃうんですよ。」と嬉しそうbleahものすご~くいきいきしててちょっとムカついたのでドリフ呼ばわりしておきました。カトちゃんやブーを生還させるのは魔をはねのける圧倒的なパワー。その環境をクリエイティブに変換する錬金術体質が大切なんだけど、それって精神の加圧筋トレみたいなものが必要なのよ...先々代のアロハシャチョーによると、それは”地獄をちゃんと見た事があるかどうか”なんだって。自分は釜のフタに手をかけた事くらいしかないけれど、この名言はつらい時よく思い出します。

でも魔はあなどれないから、今度はぜひ岡林選手のプロマイドを持っていってねgood

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魔よけ

ろくでもない事が続いた時、効き目があるのは厄払いよりむしろ魔よけgood

そんな毎日にものすごい「魔よけ」を買いました。力強くて圧倒的でバカバカしくて、このバカバカしいというあたりがもっとも”魔”が嫌うポイントです。

しかし本人もかなりなんですが、”魔”が脱力していくのが見えるようです....。早速デスク前に貼ってみましたが、魔除けに囲まれたパーテーションはいよいよ電波を放って参りました。

しかしなんでこんなのマルベル堂で撮ってるんだか...coldsweats01

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マルさん

マダムのお部屋の隣には、フリーディレクターのミセスWのお部屋があって、そこには3人のディレクターが所属しています。このたびミセスWのお部屋に新たに加わったマルさん...オーストリア人で中国やインドなどアジアで活躍してるディレクターです。アクションなど規模の偉いでかい演出作品に加えてカンヌでの受賞歴。アイスランドでの映画会社経験や、なぜかクロアチアの軍隊経験など謎に満ちたディレクターなのですが、初対面の時からマダムなぜかけっこうこの人が好き...その理由はたぶんすごく日本人ぽいから...

誰よりも早くほぼ毎日自転車で出社し、朝から晩までものも言わずえんえん仕事coldsweats01ちゃらちゃら挨拶もしないし、人がうるさくてもぴくりともしないその佇まいはまさにアジアの職人...

しかし本日は、ビルの地下のスーパー(たぶん)で買ったお惣菜の串カツをほおばりながら出社したので、さすがに注意しました。日本語で。(早く日本語マスターしてほしいから)
「マルさん、ダメだよ、それは!」と。
アジア人を飛び越えてオッサンに行くのをさすがに阻止しないと、ディレクターとしての価値に関わるchick

まあ、そんなマルさんですが、はっきり言ってなんで日本なんかに来たの?レベルのすごいディレクターですのでぜひおシゴトしてくださいませ。英語はもちろん、ドイツ語、マンダリンも可。ミセスW共々お待ちしておりますgood

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夏の夜の夢のよう(ネタバレあり)

夏の夜の夢のよう

ディレクターオソさんの突然のお誘いで築地本願寺ブディストホール『夏の夜の夢のよう』におでかけdash 夏夢は三度めですが、産廃を埋めた毒の森とそこに信者を連れてやってきた新興宗教の女教祖というアングラ的ホンを予想外に面白く見る。蝉の声が響き渡る客入れと、森の樹木の投射などの呼応。シモネタ満載のシェイクスピアですが、これアングラでやっても面白いだろうな。

しかし今日改めて感じたのはやっぱり芝居って役者のものなんだなと。役者さんはいろんな芝居を見てるいわば目利きだから気乗りのしない演出やホンにどこか疑いを持ちながら演る事も多いと思いますが、素人目で言えばストーリーも装置も音楽も役者も全部いい芝居なんてめったになくて、でもあの人がよかった、あのシーンがよかったという見方を観客はするもの(特に自分はプロレス観戦的だから)当たり前だけどプレイヤー個人が、ライブの中でどう観客をつかむかという事をいつも死ぬほど考えなきゃ...。ライトアップされた夜の本願寺はこの芝居のように聖も邪もある佇まい。夏が終わるなぁ...crown

そういえば本日会社のミッドタウンの写真館での広告雑誌掲載用のふぅ社長の撮影...。それ被写体の態度じゃないだろ、演出家いらないだろと思うくらいディレクション入っておりました...good

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ものを作ってる学生さん2

ここ何年も来訪を頂いてる京都の芸術大学の学生さん達が、今年は作品をもってきてくれましたsnow

自画像をモチーフにした作品。本人もこんなかんじ。

「白と黒」というメディアパフォーマンスの画像。面白そう。

CG作品。

キャッスルのDUALIS
の話をしました。

ミュージックビデオ。ビデオクリップの企画発想のお話が弾む。

ここの学生さんが来る時お願いするのは毎度クロちゃん。学生時代デザインと映像の両方をやっていた事、地方の芸術系大学を出てる事などいろいろあるのですが、一番はクロちゃん自身がローバジェットで好きなものをとるだけでなく、広告という大きなステージ(規模?)で演出したいという気持を強く持っているディレクターだから...。あとオヤジさんが食えたり食えなかったりの激しいアーチストだったりする事もあります。今日もいい話してたな。

「そこそこ作れる人はいっぱいいる。でもその先の強いものを作る人が出てこないのは世の中と関わらないから。」人とまず会って話す事がいちばんですが、今はWebというものもあるんだし、作ったものを公開したりUPしたり売っちゃったり普通にいろいろやればいいと思います。その中で”作ってる人が世界にどのくらいいるか”という事も感じると思うし、職業にすべき事と表現活動の両方が選択になってくると思うのです。

今回は飲みにいったりしてもいいか!と思っていたのですが、今からホテルで報告会があり深夜バスで帰るというスパルタなみんなをクロちゃんとお見送り...。人と出会う、という行動を起こした子達にきっと何かご縁がありますようにcatface

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