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美しい惑星と演出家

中野裕之監督の最新作美しい惑星の上映会&監督生活30年パーティーにおでかけdash
あらゆるメディアに渡る莫大な本数とその作品のバリエーション、制作スピード、アーチストの時代性をつかまえるセンス... 今のディレクターのやっている事はちょっとした技術の進歩で、中野さんのやってた事から半歩も踏み出していないんだと改めて感じます。
監督生活○○年とか言うのはなんだかなあと思う事もあるけれど、演出家というのは時代という戦争を闘う、たくさんのスタッフや表現者の軍隊の総指揮官な訳で、その戦友達のほとんどは次の指揮官を見つけられなかったり、わくわくする戦争にめっきり連れていってもらっていない人も多いと思う。けれどその仕事がどれだけ大変な偉業だったかあらためて認識する、そういう誇り高い空気がフロアに満ちていましたshine

最新作は、様々な地球の空撮をテイ.トウワや岡野弘幹の音楽にのせて撮っているのですが、なんというか私はすごく死の匂いを感じて、雲が女神やエヴァの使徒のように形を変える様など映像の神様のギフトも随所にあり、何かとひきかえに「撮るため」にそこに呼ばれる演出家という生き物の事を考えずにはいられませんでした。

演出の依頼を受けるたびにまた撮る生活に戻ろうかなあ...と時々思うけれど、たぶん撮る時は必然として強引にそこにひきずり戻されるのでしょう。それがないならたぶん今はやらなくていい事...。

神様(仏様)何気にけっこうよく見てるから。

演出家の事を。

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