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2010年7月

こわい試合

こわい試合

おシゴトとおシゴトの合間にプロレスのチャージpunch

芝居でもプロレスでもこちらのコンディションによってまるで違ったものになることがあります。そういう意味で今日はこわい試合の多いリングでした。ハードコアだデスマッチだと、怖そうな事はたくさんある大日本のリングですが、プロのレスラーほど”こわさ”は感じません。例えば葛西純という選手はどんなに出血してもバルコニーダイブをしても怖いとは感じない...これはどういう試合になるだろう、と祈るだけです。でも時々本当に心配で心配で怖くなる試合があります。そんな時たいてい会場はいつに増して沸いている。そこにはギリギリのレスラーのリアルが現れてることも多いからなんだと思います。

でも自分はオレオレがあまりにもむき出しのプロレスは苦手。なにかプロじゃない感じがして。プロレスはアスリートでもありプレイヤーでもあるところに想像力をかきたてられるのですね。こわい試合とすごい試合はやっぱり違います.....上り詰めようとする時の若い人の試合っていうのはそもそも少しこわいものなのかもしれませんが、まあ、オトコはやっぱりおっさんになってからheart04って事かしら。

本日もこわい試合、すごい試合がつめこまれた奇跡の団体、大日本。

画像はやってもやられても素晴らしいおっさん(一人はヤングを自称)プロのお二人。

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TSUBASA

TSUBASA

ずっと見たくて見れなくて見ないともうヤバい!と焦ってようやく見れた森山開次fuji
演目は夕鶴をテーマにした代表作の再演TSUBASA。結論から言うともっと早くに見ておくべきダンサーでした。世田谷パブリックの3階、という事をさしひいても何か自分の思っていたものと違う。
身体の中からつきあげてくるものを制御できない、けれど驚異的な身体性で形にしてゆく知性的な荒神のような生き物。それがずっと森山開次に抱いてきたイメージでした。けれど目にしたそれは身体性のすごさはあっても何か怖くない。かと言って特級のコンテンポラリーダンサーの中にたまにいる”セリフより饒舌な人間性や人生が感じられる訳でもない。

そんな私の困惑を、一緒に行った花組芝居の谷やんが
「もしゅかしたら〜気障になったのかもしりぇませんね。」
と一言。
「気障って、カッコつけるってこと?」
なるほど、彼はきっと自分の見え方を意識するようになったんでしょう。よしあしでなくきっとそれはプレイヤーとしての”変化”なんだろうと思います。

今日踊った鶴は孤独で、人とうまくいかなければいけないと考えてて、でも実はおちゃめでマイペースでまだ自分のことがよくわかっていない、そんなダンスでした。もっとがっつり大人(オヤジ)になって、人前で平気で恥をさらすそんな彼のダンスをまた見たいと思います。そして今度は絶対近い距離で。

ちゃんと若者か、ちゃんとオヤジか、どっちかが好きなんだよなあ...bearing


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ロケ名所の墓参り

ロケ地のそばの墓参り

マダム家の菩提寺は千葉の佐原というところにあります。小江戸と呼ばれる風情が川沿いに(一部)残っておりロケで行かれた事のある方も多いはず...。このロケ名所から徒歩3分のところにある浄国寺に本日ちょっと早めの墓参り。我が家ロケ式ルールにのっとり『遅刻は放置して出発』されてしまい、京成を何度も乗り継ぎ到着した陸の孤島佐原...冷夏の時でも暑い佐原、本日の暑さはうっとりするところへ来て、ご先祖様エリア(小さいお墓が約15)の一帯が、見事なまでに草ぼうぼう...crying

いや〜久々に汗が目にしみるんだって体験をしました。
日蓮宗なのでお題目をあげながらむしむし草とり。浄国寺極道坊主COZZYのお話では魂の世界はビジュアルがないので、音と香りは仏様嬉しいんだそうです。

仏教はお気にいりのアーチストみたいなもんだから、普段仏様には思いをはせることもないし何もしてないしね。草とりくらいは。でも次からはオーガニック除草剤もってこよっとangry

そんな訳で年に2、3回は訪れるチビ旅行佐原。

ラムかと思うようなと日本一最上本味醂と小嶋屋本店の蕎麦がオススメ。(そして夏は絶対にオススメしませんcoldsweats01

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美しい惑星と演出家

中野裕之監督の最新作美しい惑星の上映会&監督生活30年パーティーにおでかけdash
あらゆるメディアに渡る莫大な本数とその作品のバリエーション、制作スピード、アーチストの時代性をつかまえるセンス... 今のディレクターのやっている事はちょっとした技術の進歩で、中野さんのやってた事から半歩も踏み出していないんだと改めて感じます。
監督生活○○年とか言うのはなんだかなあと思う事もあるけれど、演出家というのは時代という戦争を闘う、たくさんのスタッフや表現者の軍隊の総指揮官な訳で、その戦友達のほとんどは次の指揮官を見つけられなかったり、わくわくする戦争にめっきり連れていってもらっていない人も多いと思う。けれどその仕事がどれだけ大変な偉業だったかあらためて認識する、そういう誇り高い空気がフロアに満ちていましたshine

最新作は、様々な地球の空撮をテイ.トウワや岡野弘幹の音楽にのせて撮っているのですが、なんというか私はすごく死の匂いを感じて、雲が女神やエヴァの使徒のように形を変える様など映像の神様のギフトも随所にあり、何かとひきかえに「撮るため」にそこに呼ばれる演出家という生き物の事を考えずにはいられませんでした。

演出の依頼を受けるたびにまた撮る生活に戻ろうかなあ...と時々思うけれど、たぶん撮る時は必然として強引にそこにひきずり戻されるのでしょう。それがないならたぶん今はやらなくていい事...。

神様(仏様)何気にけっこうよく見てるから。

演出家の事を。

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MALTAな夏

MALTA

ジョシの方ならご存知、CHANELの大ヒット口紅ルミエールrouge
色出しといいツヤといいマダム世代にもギャルギャルしく
なくババくさくならず大変素晴らしいシリーズなのですが、
さすがシャネルやわ~と思うのが、ワイキキとかアマルフィ
とかリゾートの名前がついてたりすること...
キーウェストという名前のスパイシーレッドがなくなりそう
なので買ったのがこのややベージュよりの明るめのやつ。
名前はなんだろう?と思ったらマルタでした。なるほど...
スパイスのクローブみたいな色でこのクソ暑さを乗り越え
させてくれそうですsun

連休最後のお夕飯は、栗原はるみレシピにクローブをがっ
つり入れたミートソースのパスタ。食べるラー油のせ冷奴。
チコリーとセロリのマスタードサラダ。
冷凍庫で冷やした有機ワイン。すいか。

夏が来たねえ。

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幽霊騒ぎ

人のロケ場所に行くのが好きです。

スタジオでCMとかだとそそられませんが、映画の仕込み
とかちょっと変わったロケ場所などにふら〜りとお邪魔する
のが好き...。

さて三連休の初日、ふら〜りと出かけた葛飾某所。
昭和建築のなかなかしびれる古い旅館。ひとしきり散策
したあとはスタッフの方の邪魔にならない場所探し...。
ほら、スタッフの邪魔になる見学って最低じゃない?
すると衣装などを置く二階の控室らしき小部屋の窓際に
おあつらえむきの机と椅子。折しも窓の外は夕焼の中、
離着陸する飛行機と夏の涼風...confident
二階に出入りするスタッフの声を背中で聞きながら灯り
もつけず窓に向かいまどろむひと時...。

その頃階下では大変な騒ぎに...。

いや〜みんなに怒られちゃいましたcrying
灯りくらいつけろと。大きな声を聞いたらせめて振り向けと。
かなり意識して気配を消してたのですがそういうのって
人間ぽくない気配を発してるんだろうなあ。しかもずっと
鼻歌歌ってたしな。歌ものの企画してたのですが、あの
歌聞いた人は歌詞的にもかなり怖かったはず。大変申し
訳ございませんでした。

でもボディコンシャスのギンガムワンピなんて幽霊はやっ
ぱり着ないとおもうんだけどなぁ...coldsweats01


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新宿二丁目プロレス

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ライターのヴィンセント氏と初めての新宿二丁目プロレスにおでかけ....coldsweats01 主催の666(トリプルシックス)忍選手は大日本のリングでもよく拝見していますが、今回はいったいあの選手がニチョプロで何を?という顔ぶれもおり怖いもの見たさに観戦したところ、いきなり...白い三角ビキニからあふれるラテンなお尻がキュートな竹田久美子選手。若いからさすがウエストが細く腰回りがキレイ...でも身体にはデスマッチファイターみたいな傷がいっぱいsweat01

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白ブリーフが誰よりも似合うドMぶりがキケンすぎる大橋篤選手。ドSぶりが自然すぎる宮本裕向選手。しかしこの奥行きの全くないノーリングのステージでみんなプロ。マット下はステージなのでリングよりハードなのにも関わらずかけるきわどい技がちょっと怖い。でも普段デスマッチ見てるからこういう感じは割りと自然....今日は流血もありませんし...coldsweats01

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こちらもプロのダンサーの方。ゲイ”バーレスク”とでもいうすごいパフォーマンス。パステルグレイのコルセットと新聞紙でできたドレスのマドンナVOGUEから、アフリカンビートに乗ってドレスを脱ぎ、ウィッグを脱ぎ、観客に手鏡を持たせクレンジングでぐりぐりメイクを落としてオンナを脱ぐ。この瞬間が何を脱ぐより一番エロかった。

こういう事を誰かレスラーがやってくれたらよかったな...。別に特別な事なんかしなくたってプロレスというものの中には本質的にゲイ性は含まれてる...。シャカイをやっている中にもつい出ちゃう、現れちゃう本性の見え隠れ、それがプロレスの面白さ。でもそれをわざとやっちゃうカレ(カノジョ)はふたつのジェンダーを自由に行き来してて、そういえばレスラーには1つのリングでこういう事した人はいないなあと思いました。まあ、でもゲイの方というのもやはり男性だから、恥ずかしがりで見栄っ張りでバカバカしくって、オスって、プロレスってそういうものだから尊くってステキなのかも...。貴種絶滅種ですけどね。

ちなみに本日一番衝撃だったのは、殿こと佐々木貴選手のビキニ姿。なんかわかんないけどチョーいやらしいbearing

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やなわらバーでなんじゃこりゃ

やなわらバー

おいしい店というのはいろいろありますが、他では決して食べられないなんじゃこりゃメニューというのに出会う瞬間があります。

西五反田の沖縄料理『やなわらバー』のじーまみ豆腐...。昨晩はオーダーするや北海道民の坊主のマスターが大汗sweat01かいてごぉりごりすりこぎを始める。

「もしかして今ピーナッツからやってる!?」 

で、できたてもちもちのまだ暖かいコレ。今まで他の店で食べてたものがピーナツ風味のプッチンプリンにしか思えなくなるまるで別物...もう名前変えてほしいくらいものすごい食べものです...

五反田のなんじゃこりゃメニュー殿堂入crownshineちなみに五反田読者のために殿堂入をご紹介すると...広東料理亜細亜の揚げシューマイ。ちゃんこ力士のチーズの味噌漬。イタリアンFUMOのパンのグラタン。カンティーナセンブレのカリフラワームース。王豚足屋の甘海老のジャン。ラックタイペンロイの蜂蜜で食べる海老はんぺん。秋田料理横手屋の鯛のかぶと焼。割烹錦の筍の山椒焼。ペルー料理アルコイリスのチョリソー....。

食べた瞬間、きっとあなたも松田優作になりますよ....。

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D-DASH2010

D-DASH2010

選挙を終え横浜野毛にぎわい座D-DASHにDASHdash

D-DASHは大日本の若手がしのぎを削る興行なのですが、名だたるインディーヤングの選手がばんばん参戦し、いまや後楽園ホールに負けないかなり見ごたえのあるリングになってしまいました。満員の観客の中...半年ぶりにこのリング間近で見たらいつの間にかうわ〜子犬が成犬というか闘犬になってる....。

あ~こどもが成長してゆくのって”fuji福”

熱くて丈夫で悔しそうで大暴れで、余りまくってて。

福がわらわらしてるhappy02そのわらわらを見るオヤジ(レスラー)の目がギラギラしてるshine

日本は心配だけど大日本は大丈夫.....。

画像は闘犬要素十分な二人。いいオヤジになりそうないい犬達..。子犬の時期ってみじかいなぁと気分はなんだかすっかり母さん...。

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まんがで読破

ランチの友の『まんがで読破』シリーズrestaurant

原作では読破する根性のないものをちょちょっとつまみ喰い。あえて近代文学という企画もいいけどこの装丁と漫画家さんのチョイスがくどくなくてちょうどいいんですね...。

今日はカニとオリーブのパスタを頂きながら『破戒』『赤と黒』

mixiだのtwitterだのない時代なら、不条理にやられっぱなしでムカついてる人はこうやってブンガクしたんでしょうね。で、映画になったりソーシャルな大ヒットになったりする...。やってる事は今も昔もあまり変わらないはずなんだけど、いちばんの違いってなんだろう?そんなふうに人様に公に俺俺言うことに対する一抹の恥というか自虐的な意識と、自分に対して物語意識をもっているかどうかみたいな気がする。coldsweats01

俺って存在はそもそもとてつもなく恥ずかしいものだからなぁ。

近代作家恥ずかしい俺のオンパレードです...snow

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親戚のオジサン

先日たまたま東京に編集に来てたフデバコナゴヤYouPに
「ワリカンで今夜どうですか?」
という無粋なお誘いを受け、しかも不案内な目黒で飲んだ
日のこと...(ポスプロに近い街でという指定も無粋ですcoldsweats01
権之助坂あたりの立飲みバルで、デート野郎に囲まれ
ながら白バイ貝つまみにシャンパンをあおり待つ事40分...。

結局二人で、今まで紹介した4人のヤングディレクターの
話をず〜っとしていました。(バルはやめ居酒屋でbeer
知り合ってまだ1年あまり力はあるのに演出のチャンスが
少ないヤングディレクターにコンスタントに機会を頂いて
きました。自分のスタッフを全て揃えられるわけでもなく、
好きに予算が使える訳でもない人のテリトリーに一人乗り
込ませていく事は、同じ会社のPに任せる何倍も緊張しますbearing
でもマダムの中ではいくつかのネガティブチェックがあって
出せる品質の演出家でないとここに出荷はしません。

最近、プロデューサーとディレクターっていうのは、
1 ハナ垂らしてる時から一緒か
2 違う文化圏出身(違う会社とか中途入社とか)
という間柄がもしかしたらいいのかな、と思う事があります。
考えてみればナゴヤとヤング達の感じは1でもあり、2でも
あり、しかも親戚のオジサンだったりもするというなかなか
ありがたい関係...。

そんなマダムの感慨を知ってか知らずか親戚のオジサンは
女性を二件めに誘う事ももちろんなく、颯爽と霧雨の目黒の
闇にと消えていきました...rain

「ああ見えてリマーカブルプロデューサーだったりするん
だよなぁ...。」

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