« ボクお名前は〜? | トップページ | やましいお買物 »

演出の教え方

企画のコトは2人の師匠、教えた子達もまあまあ多いマダム
ですが、演出というものを教えた事はないし(助手について
もらったコトはいっぱいありますが)演出の師匠という方も
おりません。
その我流ぶりはどのくらいひどいかと言うと、あるCMの
ナイトシーンのコーヒーの飲みカットを撮る(演出2本めでしたかね?)
時、カメラマンの人が「歩きながら飲んでみるのは?」と言った
時に「歩いたらフレームから外れちゃうsweat01」と言い返したほど。
信じられないと思うんですが”カメラが動かせる”という概念
がなかったんですねcrying
そんな調子でしたから、演出はいつも発明と発見の連続で
私がどういう人間かを知るための、壮大な占いのような時間
でした。技術というものは、描きたいものが心に溜まっていた
自分に、初めて与えられたクレヨンのようなものでした。

演出というコトについて人に何かアドバイスをしないといけない
時、いつもすごくとまどう自分を感じます。
“自分ならこうするけどね。”と無意識に何度も口にしてる。
広告として伝わるかどうか、とかビュ−ティーの撮り方とか
音のミックスのテクニックとかそんなコトは教えられるけど
演出ってやっぱり『教えられないもの』なんじゃないかな。
演出家の弟子で、その演出を継いだ人ってたぶんいない。
演出は自分で苦しんで獲得するもの、オリジナルなんだと思う。
自分の骨格に合わない人の決めた歩き方をしても、よたよた
すぐに転んでしまう。けれど広告はルールやセオリーが多いし
チームで作るものでもあるから、15秒くらいだったら変な姿勢
でもそこそこ歩けてしまう事があります。
でもそれじゃ、その人の演出じゃないんですよね。

それぞれの骨格にちゃんと合ったやり方を教えられるように
なりたいなあ...happy02


|

« ボクお名前は〜? | トップページ | やましいお買物 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1118791/27591979

この記事へのトラックバック一覧です: 演出の教え方:

« ボクお名前は〜? | トップページ | やましいお買物 »