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ある夫婦の桃源郷

珍しく外出をしない日曜日...

テレビにて、日本放送文化大賞グランプリのドキュメンタリー
山で最期を迎えたい。ある夫婦の桃源郷』(山口放送)を
偶然拝見。終戦後夫婦で開拓した山で暮らし、3人の娘を育てるためにいったん山を降り大阪へ。しかし60を過ぎて"またあの
山で暮らしたい"と夫婦で水道も電気もない生活に戻ります。
しかし70、80を過ぎてくるとやはり様々な問題が...。
山の下の老人ホームから昼間だけ山の家へ通う日々、60を過ぎた3人の娘達が、両親の山への愛を全うさせたいと奮闘する様子。その家族のキャラクターと美しい山の開拓地が今の日本とは思えない...牧歌的でまるでファンタジーなのですshine

17年sweat01を撮ったというディレクターも本当にすごい、その間
にはまずドキュメンタリー番組の予算削減、さらに地方局の予算削減が追い打ちをかけ、もうこのへんでやめろと何度も言われてきたはず。(実際途中でやめても充分素晴らしい映像。)そしてじいちゃんが死ぬまでビデオを回したとしても、それが作品のラストとしてどういう素材が撮れるかは保障の限りではない...。

でも心臓疾患から退院したじいちゃんが、立ち上がれない足で娘とジャガ芋を運び転げるシーン。山に作ったじいちゃんの墓に向かうばあちゃんが痴呆が進み「おじいちゃん、帰ってこんのお...。」と山の光の中でつぶやくシーン。
映像の神様のギフトとしか思えないシーンが終盤積み重なります。

ドキュメンタリストはプレイヤーこそが全て。たぶんこの夫婦に会った瞬間、やられちゃったんでしょうね。
久々に、ああ、メイキング見たい〜と思った作品でしたshine
メイキングカメラがあると撮れない種類のものだけに....bearing


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